タピオカブームから見る承認欲求とポケモンGO
こんにちは fab5 です。
あなたは本当にそれが好きなのですか?
ここ最近世間ではタピオカドリンクがブームになっているようです。
白玉団子のようなモチモチした食感で確かに美味しいとは思いますが、一昔前のパンケーキブーム然り食べるものがブームになる意味がよく分かりません。
タピオカドリンク自体はわりと昔からあった物ですがなぜこのタイミングでブームになったのでしょうか
タピオカティーはインスタ映えする?
個人的にはインスタ映えの基準がよく分からないんですがタピオカの写真を見せられて若者はどういう気持ちになるんでしょうか?
自分はおそらく世間一般の人達と価値観が違うので分かってないのかもしれませんが、飲み物の写真を友達同士で見せ合う事の何が面白くてどういう意味があるのか全く理解できませんでした。
別に今しか飲めないモノでもないですし、これを飲んでる人っていうのはオシャレなんでしょうか?
承認欲求なのか?
承認欲求とは、「他人から認められたい、自分を価値ある人間だと認めたい」という欲求だという意味なのですが、タピオカを飲んでる自分の写真を皆に見せることが自分を価値ある人間だと認めることになるのでしょうか?
個人的には承認欲求とも少し違うような気がします。まあでも「今流行りの飲み物」っていう部分に価値を見出してる所もあるのでしょうか?
集団心理なのか?
集団心理とは、社会を構成する集団化合理的な判断を行わずに特定の判断や意見に流される心理を言います。
集団行動を得意としている日本人はこのように一つのブームに流されやすい傾向が強いのかも知れません。
ただ、集団心理には恐ろしい部分もありますので気をつけていないと無意識におかしな行動をとってしまう場合があります。
集団心理の特徴として、まず一つ目に道徳性の低下があります。
具体的には、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という言葉が示すように、群衆に混ざると個人のモラルは最低限まで低下し、無責任になり衝動的に行動しやすくなる。と、いうものです。
一時期、ポケモンGOが流行した時も立ち入り禁止の場所に許可無く入ってしまう人がいたり車の運転中にポケモンを探す人達もいましたよね。
次に、暗示にかかりやすくなる。
これは、人々は群衆になると暗示にかかりやすくなり正確な判断が出来なくなる。これは、沢山の人がいる場所で地震や火事がおこった場合、非常口はいくつかあるにも関わらず一つの出口に人が押し寄せてパニックになるという状態だそうです。
あとは、思考が単純になるといった事が起きるようです。
普段は物事をよく考えて行動するような人でも群衆に紛れると思考が単純化してしまいあまり深く考えなくなるそうです。
これはまさに思考停止の状態であり物事に対して正常な判断ができなくなる恐れがあります。
まとめ
僕の中で出た結論としましては、今流行っているタピオカブームは一種のポケモンGOのようなものではないかということです。
皆で色んなポケモンを探して、レアなポケモンをゲットしたら友達に自慢する。これと同じように色んな場所のタピオカドリンクを飲んでそこに行くことでゲットしたタピオカの写真を自慢することで自分の承認欲求を充たしているのではないでしょうか?
もちろん本当にこれが好きで飲んでる人はこれを注文してても全然良いんですけど、もし自分がブーム関係無しにタピオカ好きで飲んでるのに何となく周りから流行りに乗ってるとか思われたら逆に恥ずかしいですね(笑)
あと、集団心理で触れた道徳性の低下の部分に対してインスタ映えする商品の写真だけを撮ってその後商品はすぐ廃棄するといった問題もあります。
昔流行った「ビックリマン」のシールだけを取ってお菓子を棄てるのと似てるなと個人的に思いましたが、食べるものを粗末にするのはやはりどう考えても良くないと思います。
あと、個人的に僕が言いたいのは…
周りの人達が皆そうやってるから自分もそうするってのは幸せなのかなぁ
自分が本当に今やりたいことってのはそういう事なのかなぁって思いました。
まあでも「皆が今やってる事」を自分がやりたいんならそれでも別にいいのかななんて思ったり…
なんか不完全燃焼な記事でほんと申し訳ないんですけどそれではまた´ω`)ノ笑
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