【第五回】知識ゼロから始めるPHPプログラミング入門(基礎編③)
- ジャンケンをするプログラムが知りたい
- if文について知りたい
この記事はこんな方に向けて書いています。
こんにちは fab5 です♪
第四回目の記事では「関数」と「変数」について説明しました。
前回の記事はこちら↓
それをふまえた上で今回は「コンピュータとジャンケンをする」というプログラムを作っていきたいと思います。
少しずつ説明していきますので一つ一つ確実に覚えていきましょう。
コンピュータとジャンケンをする
まず、コンピュータとジャンケンをするにはグー・チョキ・パーをランダムに選んで表示させる必要があります。
あらかじめグーチョキパーの三種類の画像をドキュメントルート(PHP専用のフォルダ)内に入れていると仮定して次のプログラムを見てみてください。
ジャンケンの画像をランダムに表示する
まず、ジャンケンの画像をランダムに表示するソースコードは以下の図で示しています。
更にこのソースを実行させた画面は下の図のようになります。
ここで一気にプログラムの文字数が増えましたが、焦らず順番に覚えていきましょう。
rand関数で引数を指定する
まず、「$a=rand(1,3)」から説明していきます。
前回説明した「rand()」は、乱数を発生させる関数でしたよね。
その()の中に「1,3」が入っている意味は、1~3までのどれかの数字をランダムに発生させるという意味になります。
if文の仕組み
次に下のソースコード(if文)についての説明をします。
まずは以下の図をご覧下さい。
このように変数に入った数字が「もしも」条件1に当てはまった場合は「条件1に当てはまる場合の処理」を実行する。
そうでない場合は次の条件2に進みます。
そして条件2に当てはまった場合は「条件2に当てはまる場合の処理」を実行する。
条件1でも条件2でも無い場合は「1にも2にも当てはまらない場合の処理」を実行する。
if文というのはこのような処理を実行させるコードになります。
ジャンケンのソースに当てはめた場合
このif文の仕組みを先程のソースコードに当てはめてみた図がこのようになります。
以上でコンピュータでジャンケンをする仕組みは理解出来ましたね😀
個人的には思ったより簡単だったなと思いました。
PHPで使用できる比較演算子
ここでPHPで使用出来る比較演算子について説明します。
以下の表にまとめたので覚えてください。
今回のおさらい
今日は前回説明した関数と変数、そして今回新たに説明したif文を使って「コンピュータとジャンケンをする」プログラムを説明しました。
例のごとく今回も画像を使って解説していこうと思います。
この箱(変数)には1から3までの数字が書いてあるボールをランダムに選んだ物が入っています。
それでは箱の中に入っているボールを取り出してみましょう。
さて、一体何番が入っているんでしょうね。
出ました!
3番ですね。
今回は3番のボールが入っていました。
それではこのボールを担当者にお渡しして結果を選んでもらいましょう。
担当者「はい。少々お待ちくださいませ。」
まず$aが1と等しくない(条件が違う)ので一番の方は出番なしです。
そして、次に条件2に当てはまるのかどうか調べてみます。
条件2は箱($a)の中身が2と等しい場合に適用されます。
今回入っていたボールは3番だったので2番部屋の方も今回は違いました。
それでは条件1と2のどちらでもない場合の3番部屋に行ってみます。
3番部屋の条件は1番と2番の条件に合わなかった場合に適用されるので、今回は3番目の結果が表示されることになりました。
以上で今回の勉強は終了です。
ここまででアクセスする度に結果が変わる「コンピュータとジャンケンをする」プログラムは書けるようになっているはずです😀
まだまだ出来ることは沢山ありそうなので引き続き勉強していきたいと思います。
それでは最後までありがとうございました´ω`)ノ